「いざというときに こんなに親切に助けてくれるのか」

■会員のことば
J.O氏(65歳)

●私は、65歳、仕事をやめて1年半です。
ここ数年、風邪を引くたびに咳が激しく困っていました。
昨年も孫のひな祭りから帰った頃から始まり、3月の中ごろには咳がひどくなりました。
うちの近所クリニックで診てもらいましたが、なかなか改善せず、レントゲンとCTを撮った上で、肺炎の疑いがあるからと、大きな病院での受診をすすめられました。循環器で通院しているK病院宛に、紹介状を書いてもらい写真を持って受診しました。数週間で症状も治まりましたが、念のため撮ったCT写真からは影が消えていないと、担当の呼吸器内科の先生が外科の先生と相談の上、肺癌の診断が出ました。
知る限り身内に癌にかかったものがなく、あわてるとともに信じがたいおもいにかられました。

●ここで、かつて一緒に仕事をしていた小宮さんがやっている、ウェルフェアの会員になっていたことを思い出し、すぐに電話で相談しました。すぐに動いてくれて、翌日は土曜でしたが、たまたま会うことになっているからと、三澤さんと一緒のところへ呼んでもらい、すぐにセカンドオピニオンのアレンジを引き受けてもらいました。翌週には癌研有明病院の先生に診ていただく約束をとってもらい、私はK病院からの紹介状をいただくだけになりました。
5月1日に初診。その段階で肺癌と診断され、各種術前検査の途中で、気管支鏡検査からの組織で癌細胞の存在が確認され、5月末には6月入院・右肺下葉切除手術を行うといわれたときには、その間少し勉強していたので「手術イコール助かった」の思いで、こころが軽くなったのを覚えています。当然のことといってよいのでしょうか、その後はすべて順調に進み、転移もなくしたがって抗癌剤も放射線治療もなしで、すっかり元気になっています。

●ウェルフェアは仲間の手助けになればといった程度のことで会員になっただけでしたが、いざというときに、こんなに親切に助けてくれるのかと、むしろびっくりしています。
癌研病院の初診の際には、三澤さんが同行くださり、おかげで癌宣告も穏やかに受けることができました。その数日前には、「こんなときには奥さんも一緒にいくものですよ」といわれ、妻も同行しましたが、癌研の中川先生のお人柄に接することができたおかげで、安心して私の癌との戦いに参加してくれる気になれたようです。

●ことしの年賀状には、「癌を防ぐ方法は知らないが、肺癌で死なない方法なら教えてあげる」と書きました。執刀していただいた奥村先生からは、「癌検診で見つかる人が増えてきたため、初期での手術を受ける人が増えてきた」と伺いました。私の癌が見つかったのは幸運に恵まれたからだと思いますが、先生方と三澤さんが築いてこられたことに感謝しています。
最初に見つけていただいたK病院にも経過報告に伺い、困ったらいつでもいらっしゃいといわれたのを幸いに、ことしの風邪でも早速診ていただいて、初期での押さえ込みができています。